「接客は嫌だなぁ・・・」
「工場とか倉庫内の仕事なら出来るかな?」
もしかして、本記事をお読みのあなたもこんな風に考えているのではないのでしょうか?
かくいう管理人の私も同じ経験を持っています。
工場や倉庫内での作業は、人とのコミュニケーションが少なそうで、コミュニケーションが苦手な方には魅力的な選択肢かもしれません。
求人を見ても、派遣のような働き方であれば、週1日からでも可能な職場もあります。
また直接雇用のアルバイトでも一日に3時間程度を週4日という求人も見かけます。
ですので、本業とも上手く折り合いをつけて副業として働くことは十分可能だと思います。
問題は仕事内容ですよね?
私は過去にクリーニング工場の他には軽作業スタッフの派遣作業、某宅配会社倉庫の仕分けアルバイトなどを経験してきました。
この記事では
- 工場・倉庫内作業ってどうなの?働いて感じたリアルな仕事内容
- 工場・倉庫内作業での管理人が感じた3つのメリット
- 工場・倉庫内作業での管理人が感じた5つのデメリット
- 実体験からの結論、工場・倉庫内作業に求められる能力
- まとめ
といった工場・倉庫内作業をしてみたいと思う方に有益な情報を解説します。
この記事を読めば、工場・倉庫内作業をやってみたくなるかも!
目次
工場・倉庫内作業ってどうなの?働いて感じたリアルな仕事内容
「工場・倉庫内作業ってどんなことするんだろう…」気になりますよね?
極度の人見知りだった私が体験した意外な工場・倉庫内作業のリアルな仕事内容をご紹介します。
人生初のアルバイト!クリーニング工場での仕分け
高校生の頃、私は人生初のアルバイトを近所のクリーニング工場で始めました。
当時、コミュ障ゆえ友達はほぼいませんでした。
部活もしておらず、勉強もろくにしておらず、ただただ毎日暇を持て余していました。
そこで、公立の高校だったのでバイトは一応許されていたので、せっかくだしアルバイトでもしてみるかと思いました。
当然、接客スキルが求められる仕事は避け、たどり着いたのがクリーニング工場のアルバイトです。
電話で応募するときも、めちゃくちゃ緊張していたのを今でも覚えています(笑)
面接の日程も決まりました。
どうせ落とされるのかと思いきや、その場で即採用。
シフトは週に4日、時間は18時から21時までの3時間、時給は750円と当時の最低時給で働きました。
割と大きなクリーニング工場で社員含めると100人くらいいたような気がします。
アルバイトは当時高校生だった私と同じ年齢の人たちが10人ほどいました。
実際の仕事内容はタオルを畳んだり、仕分けしたりと、誰でもできる簡単な作業でした。
特に接客的なことはなかったため、コミュ障な私にとっては天国のような仕事でした!
ただホストやヤンキー崩れのような人も多く、陰キャの私は内心結構ビビッてました!(笑)
大学時代、軽作業スタッフの派遣
私が大学生だった頃、軽作業の派遣バイトがめっちゃ流行ってたんです!
TVのCMでもバンバン流れてて、「私にもできるかな~?」なんて軽い気持ちで登録会へ行きました。
登録会は1時間くらいで、説明聞いて、身分証出して、写真撮ったら終了!
あっさり終わって楽勝と感じたのも束の間・・・
「え、片道1時間以上!? しかも交通費は片道だけ!?」
派遣先はなぜかいつも遠いところばかり。しかも交通費も片道しか支給されないケチな会社でした。
仕事自体は、誰でもできるレベルの軽作業で楽勝!って現場もあれば、
「休憩ナシで働けって!? 」みたいなブラックな現場もあったり…。
理不尽にキレる人、怒鳴り散らす人…いろんな人がいましたが、1日限りだからまあいいか~って感じで割り切ってやってました。
でも、一番面倒だったのは、手続きの多さ!
出発した時、駅に着いた時、仕事が終わった時…って、いちいち連絡しないといけないし、給料もらうにもハンコが必要で…。
そんなこんなで、「派遣はもういいや…」ってなっちゃいました。(笑)
今はどうなってるか分からないけど、手続きとか気にしないタイプの人なら、派遣もありかもですね。
ただ人間関係は非常にドライなのでコミュ障でも働きやすいとは思います。
1カ月限定、某宅配会社の仕分け
某宅急便会社の仕分け作業は大学生の時の春休み、一か月短期限定のアルバイトで働いていました。
まず作業用のヘルメットと手袋が支給されました。
最低シフトが週4日だったので、週4日の18時から21時という時間帯で勤務していました。
結構ハードなシフトだなと思いました。
けれど時給は1000円超えており、当時としてはまずまずの条件だったなと思います。
仕事内容はベルトコンベヤーで流れてくるアイテムを担当区域ごとに分けることでした。
作業自体は非常に簡単ですし、ただ黙々と無心にやれるので、コミュ障な私でも苦痛のない仕事でした。
※ただ中には非常に重いものもあり、決してラクな仕事ではありません。
体力的にはきついのですが、無理に誰かと話しをする必要性はないです。
なので、結局友達も出来ないまま、この1か月は終わりました。
体力的にはきついですが、コミュ障的には気楽な仕事かなと思いました。
あとヤンキーやホスト崩れみたいな怖そうな人も結構います。
特に関わらないようにすれば問題ないはずです(笑)
工場・倉庫内作業で働いて感じた意外な3つのメリット
仕事内容は様々ではありましたが、このような工場や倉庫内作業に共通していると私が感じた
3つのメリットを紹介しようと思います。
1.シンプルな作業内容
工場や倉庫内作業は基本的に与えられた仕事を黙々とこなすことが求められます。
特にバイトや派遣の場合は高度なことは求められることはほぼ皆無です。
黙々と仕事をこなすのは、コミュニケーションが苦手な人々にとっては得意な分野かもしれません。
ただこのような作業は、単純ながらも重要な役割を果たしています。
効率を保ち、製品の流れをスムーズにするためにも、一生懸命取り組みましょう。
2.身体を動かすので健康的
工場や倉庫内の作業は、物を運んだり、荷物を仕分けることが主な仕事です。
そのため適度に体を動かすことができるので、デスクワークよりも健康的だと言えます。
実際私も様々な職場でこの経験をしてきました。作業が終わった後の達成感はひとしおです。
身体を動かすことが好きな方にはうってつけの仕事かなと思います。
3.同じ特徴を持つ仲間が多い環境
これは様々な現場で働いて実感したことですが、工場・倉庫内作業のアルバイトをわざわざ選ぶ人は、同じようなコミュ障な雰囲気(コミュニケーションが苦手な人)を持っている人が多いです。
全ての人がそうではないのはもちろんですが、必ずどの職場にも似たような雰囲気の人がいました。
「ああ、良かった!仲間がいた」と安心感を感じました(笑)。
皆、パリピだと馴染めないが、どこか社会不適合者な雰囲気の人がいると、安心感や共感を感じることができるので、コミュ障にとっては大きなメリットかなと思います。
工場・倉庫内作業での管理人が感じた5つのデメリット
反対に管理人が感じた工場・倉庫内作業の5つのデメリットを紹介していきます。
1.人間関係が排他的かも?(直接雇用のアルバイト)
派遣の場合、一緒に働く人間関係はその場限りのものである一方、直接雇用のアルバイトでは少し違います。
私自身も経験したことですが、初めて働いたクリーニング工場は、どことなく内輪な人間関係が築かれていました。
例えるなら中途半端なタイミングで転校してきた転校生的な状態です。
たまたま同じ中学校の先輩がいたおかげで、何とか馴染むことが出来ました。
直接雇用のアルバイトではこういった苦労があるかもしれないということを心得ておかなければなりません。
2.現場(人間関係)の当たりはずれが激しい(派遣)
これは毎回違う現場に派遣される仕事の話なんですが、場所によっては地獄のような重労働や、まさに“パワハラ天国”のようなところもあります。
たとえば、普通に歩いているだけで突然「歩くな!走れーーーっ!」と怒鳴られる始末。
仕事のやり方をちょっと質問しただけで、意味不明にブチギレる人間までいて、もうお手上げです。
さらに休憩もまともに取らせてもらえず(本来は決まった時間取らないといけないはずなのに)、冷暖房もない過酷な現場で、まるで馬車馬のように働かされることも。
これ、本当に人間がやる仕事ですか?と疑ってしまうような現場も・・・
よくも悪くも一回ぽっきりの関係だしなー、と割り切れるならいいかもしれません。
3.身体的な負担
体を動かすので健康的、と一応メリットもお伝えしましたが、正直なところ“健康的”のラインをはるかに超える現場もあります。
その結果、なんと腰痛がデフォルト状態になることも…!
管理人が今働いている工場でも腰痛持ちの人はもうほぼ全員。
腰に優しい現場なんてあるのかと疑いたくなるほどで、まるで腰痛が入社条件のような状況です。
もちろん、現場によって負担の大きさは異なりますが、身体が少しでも弱い方には全くおすすめできません。
もし腰に不安がある方なら、おとなしく遠慮しておくのが得策かもしれません!
4.ぶっちゃけ飽きる
とにかく仕事が単調すぎて、時間がまるで止まったかのように感じられるんです。
時計を見て、『もう1時間経ったかな?』と思ったら…まだ10分。
しかもそれを繰り返していると、もう何回目の10分なのかさえ分からなくなってくる始末です。
最初は『なんだ、意外とラクでいいじゃないか』なんて甘く考えてしまうかもしれません。
でもね、これが続くと段々と脳内で「退屈」という言葉がサイレンのように鳴り響き、
さらに、じわじわと謎のストレスが押し寄せてきます。
気がつけば、何もないのにため息が出て、心の中で『早く1日終わってくれ〜!』と祈る日々に…。
単調な仕事を続けるには、ちょっとした忍耐と、もしかすると“時空を超える”くらいの気合が必要かもしれません!
5.ヤンキーやDQNが多いかも
工場や倉庫内作業の求人って、接客業と比べて驚くほど髪型や髪色が自由なんです。
なんなら、派手なカラーも個性のうちとして許容されることも多く、髪色どころか髪型までアートかのような人もちらほら…。
良くも悪くも、見た目で判断しないのがこの業界の懐の深さ(あるいは大らかさ)です。
そのため、ちょっとコワモテな方たちも普通に働いていたりするわけで。
でも実際話してみると『なんだ、めっちゃいい人じゃん!』なんてことがよくあるんですよ。
見た目に反して優しいし、話すと気さくで親切だったり。
とはいえ、やっぱり外見で「ん?」と引っかかることがあるなら、そこは無理せずに避けるのが無難かもしれませんね。
工場や倉庫内作業には、髪型自由な個性派が集まる独特の文化がある、そんな世界です!
実体験からの結論、工場・倉庫内作業に求められる能力
コミュ障の程度がどの程度なのか?にもよりますが、副業として工場・倉庫内作業のアルバイトもしくは派遣を考えている方にとっては以下のポイントを守れば、問題なく働けると思います。
黙々と作業できる能力
ほとんどの工場・倉庫内作業の仕事は単調な作業が多いため、時計を気にせず一心不乱に作業することが求められます。
おそらくコミュニケーションが苦手な人は黙々と作業する能力に長けていることが多いと思います。(実際私もそうですw)
なのでこちらは問題ないのかなと思います。
最低限のコミュニケーション能力
①「報告・連絡・相談のスキル」
単純な作業であっても、最初はわからないことだらけだと思います。 作業中にわからないことや不明点があれば、上司に聞いて指示を仰ぐことが重要です。
勝手に進めてしまうとトラブルの原因になります。そして、仕事が終わったら上司に報告し、その都度連絡をすることも大切です。
コミュ障といえど、しっかりと報告・連絡・相談ができないと勤まらないでしょう。
②「しっかり挨拶をする」
挨拶は人としての基本であり、社会人として重要な行為です。
職場の雰囲気にも大きな影響を与えます。
黙々と作業する一方で、共働する人々に思いやりを持つことも必要です。
難しいことではないのですが、挨拶はしっかりしましょう。
体力
工場や倉庫内作業は立ち仕事やハードワークが多いです。
体力的についていけるかどうかは実際に働いてみないとわかりません。
アルバイトや派遣なので気軽な気持ちで試してみて、厳しそうなら諦めましょう!
無理をして、身体を壊してしまっては元も子もありません。
あくまでも本業に支障のない範囲でやれることを想定しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この3点に自信があれば、工場・倉庫内作業のアルバイト・派遣は十分にやっていけると思います。
このようなアルバイトを選ぶ人も基本的には人間嫌いな人も多いため、無理に周りの人と仲良くする必要性もないので、高度なトークスキルも求められることもないはずです。
コミュ障ではありますが、管理人も工場・倉庫内作業は特に苦痛もなく取り組むことができました。
興味があれば是非、始めてみてはいかがでしょうか?
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実際、私が高校生の時に初めてしたアルバイトが近所にあるクリーニング工場の仕分け作業でした。